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2021年の新春を迎え、謹んでご挨拶申しあげます。


 新型コロナウイルス感染症にり患された皆様に、心よりお見舞い申しあげますとともに、一日も早い社会復帰を祈念いたします。併せてコロナ禍の中でのエッセンシャルワーカーの皆様のご尽力に感謝申しあげます。
 昨年を振り返りますと新型コロナウイルス感染症の発生、拡大の影響を受けた多難な1年でありました。新型コロナウイルス感染症の拡大は、人々の健康、安全を脅かし、観光業、飲食業をはじめ多くの業種の経営環境を悪化させ、過去に例を見ない負の影響を国内経済へ与えました。

 
 当協会事業におきましても感染症拡大防止の観点から、社団法人設立40周年を祝す記念事業、1983年より継続実施してきたDIYアドバイザー資格試験、DIYスクールをはじめとする消費者普及事業、海外視察団派遣などの中止を余儀なくされ、11月に幕張メッセで開催を予定し準備を進めておりましたJAPAN DIY HOMECENTER SHOWはリアルからオンライン展示会へ移行して開催するなど、多くの事業で中止、内容の見直しに迫られました。

 移動制限が実施される状況下でテレワークを導入する企業が進展し、「巣ごもり需要」と言われる園芸、DIY関連商材や、感染拡大防止のためマスクをはじめとする衛生用品などホームセンターで取り扱う幅広い商品に動きがあり、会員社では販売、出荷などその対応に努めました。完全な終息が見通せない中、いましばらくはウィズコロナでの経営が求められます。そこには、今まで現状維持にとどまり、取り組みを後回しにしてきたDX(デジタルトランスフォーメーション)を意識した企業活動が必要となります。また、新しい生活様式・行動様式を見据えた企業戦略の構築が求められています。

 近年、想定を超える集中豪雨によって、河川の氾濫や土砂崩れなどにより甚大な被害が多発しております。復旧、復興時において、くらしに、地域に根差した店舗であるホームセンターは、ライフラインとしての機能を有しながら、「おうち時間」を楽しみ、くらしを彩るDIYの提案や、広範にわたる住生活関連商材を提供しており、人々の日常に寄り添う業態であると考えます。
 昨年4月より、協会名を「日本DIY・ホームセンター協会」に改称いたしました。多様な企業様にショウをはじめとする協会諸事業に参画いただき、DIY・ホームセンター業界の一層の成長発展を図ってまいりたいと存じます。

 最後になりますが、本年に延期されたオリンピック・パラリンピックが無事に開催され、海外より多くの方が来日されることを期待し、本年が明るい将来展望につながる1年となることを心より祈念いたしまして、ご挨拶とさせていただきます。

一般社団法人 日本DIY・ホームセンター協会
会長 稲葉 敏幸