梅雨時は押入れに湿気がこもると、中にしまってあるものがカビたり、寝具がしけったりします。湿気を防ぐには通気性をよくすることがいちばん。晴れた日には戸を開けて、風通しをよくするよう心がけましよう。また下にすのこを敷き、その上にものをのせるというのも良い方法です。押入れ用の除湿剤などを入れておくのもよいでしょう。

壁に断熱内装材をはる
壁に断熱内装材をはる
除湿剤

しかし、このように気をつけても、マンションなど通気性の悪い建物で、外壁に接している押入れは結露しやすく、どうしても湿っぽくなってしまうことが多いようです。そんな場合には壁に断熱材を入れてしまうのがいちばんですが、これは素人ではちょっと無理。そこで簡単な方法として断熱内装材を押入れにはる方法があります。
市販されている断熱内装材(化粧インシュレーションボード、または低発泡スチロール)はほとんどの押入れの壁にぴったりあうようになっています。切断する必要がある場合は、カッターやノコギリで簡単に切れます。
切断したらコンクリート用接着剤で接着して下さい。5時間ぐらいで完全に硬化します。