割れても飛び散らないガラスに
割れても飛び散らないガラスに

浴室のドアやガラスや、洗面所との仕切りに大きなガラスを使ってある場合、すべって手をつっこんだりすると大けがをする危険があります。自動車のフロントガラスのように丸く割れる強化ガラスを使うのが理想ですが、これは高価なので、ふつう使われていません。

そこで、割れても破片が飛び散らないガラスにしてしまうと安心です。
裏紙をはがして貼るガラス用ビニールシートがあるので、これを貼っておくとよいでしよう。種類も透明、半透明の型板ガラス調、ステンドグラス調などがあります。

上手に貼るコツは、あらかじめガラスに食器用洗剤を少量加えた水をたっぷり塗っておくことです。
またシートのセパレーターをはがしながらシートの粘着面にも洗剤入りの水をスプレーしておきます。
こうすると、多少のしわやズレは楽になおせます。あとはスキージーやゴムべラで水を追い出すように貼っていきます。余分は窓ワクより2mmぐらい小さめに力ッターで切り取り、もう一度、水をよく追い出しておきます。

タイルのすベり止め
タイルのすベり止め

タイルはぬれているとすべりやすいものです。そこでぬれていてもすべらないように、タイルにすべり止めを貼ってみましょう。すべり止めテープを貼る面は、油分やほこりなどはよく落とし、水にぬれているところは完全に乾かします。水分があるとよく接着しません。浴室内に足を踏み入れたとたんにすべることが多いので、入口のところに貼るとよいでしょう。この種のテープで耐水性があるものは浴槽内のすべり止めとして使うことができます。浴槽の底に貼っておけば立ち上がろうとしたときのすべりを防止できます。