夏の夜の涼しさを部屋に入れるとき、虫よけの網戸はかかせません。しかし網戸も穴があいていたり、破れていたりしたのでは役に立ちません。夏が来る前にはりかえておきましょう。はりかえは専用のローラーを使えば簡単にできます。

1.古い網戸を取り除く
古い網戸を取り除く

網を固定しているのは、枠の押さえゴム(ビート)です。中桟のあるものはビスをゆるめて中桟をはずします。押さえゴムは、キリなどで溝から取り出し、ゆっくりとちぎれないように引き出していきます。すべて取れたら古い網を取り除きましょう。

2.新しい網と押さえゴムを用意する
新しい網と押さえゴムを用意する

押さえゴムの入っていた溝のホコリを取り、新しい網を用意します。
このとき、網はわくまわりより少なくとも10cmほど大きいものを用意して下さい。
押さえゴムは太さが数種類あるので現在ついているゴムの太さに合わせましょう。

3.押さえゴムをはめ込む
押さえゴムをはめ込む

押さえゴムは枠ひとまわりより少し長めのものを用意し、それを二等分します。まず長辺から始めます。最初に押さえローラーの尻の部分の突起で、ゴムと網を溝に押し込みます。網目をわくと平行になるように押さえ、ゴムをローラーで押し込んでいきます。レールの上をはしらせるようにローラーをころがすとよいでしょう。わくのコーナーまできたら、反対側の長辺の下の方から網を軽くひっぱり加減にしながら網を押さえゴムでとめていきます。コーナーまできたらローラーの突起でゴムを押さえ込み、コーナーをまわります。同様にして残りの短辺を固定してください。網目と桟は平行になるようにします。

4.余分な網を切り取る
余分な網を切り取る2
余分な網を切り取る

押さえゴムを入れ終わったら、中桟のあるものは中桟をはめ、ビスで止めます。
網を完全に固定したら、まわりの余分な網を切り取ってください。
このとき、カッターは、進行方向にゴムのきわの枠に向けて当て、ぐるりと切れば完成します。